なぜこんな事に消耗しているんだろう・・と気がついた時、自分に人生の主権を取り戻す旅が始まります。その道のりの中で、”この対処法は自分に効果がある!”と思えるものに出会っていきます。ある人は呼吸法かもしれない、ある人は運動かもしれない、ある人は瞑想かもしれない、ある人は自分の思いを正直に話すことかもしれない。自分にぴったりくる方法は一つではなく、他の人に効果があっても自分にはそれらを感じられないこともあります。でも大丈夫、必ず、自分に合う方法を見つけることができます。
まずは両親から(家族から、親戚から)無意識レベルで刷り込まれた価値観を解放していきましょう。どんなご両親であっても、どんな幼少期であっても、”最高の自分で最良の人生をスタートする”ことができます。独身の頃、保育士として働いていた時、沢山の親子を見てきましたが、どの親子も本当にそっくりだなという印象を持ちました。子供は親が最初のモデルになるので真似ていくのです。親が考えていることは、子供に影響を与えますし、親の仕草、表情、言葉遣い、態度、生き方も、子供は家庭という小さな世界で体験していきます。遺伝子レベルでも、環境も、考え方も、親の生き方を吸収しつつ反発しつつ、自分とは?を探す旅が水星期頃(8歳ー15歳)から始まり、やがては他者を通して、自分と出会っていきます。自分の家では当たり前だったことが、他所様のうちでは当たり前じゃなかった衝撃を感じ取るのもこの時期です。
両親が不仲だった場合は、我慢が多い方の親が子供に依存する確率が高く、子供は親の重い感情を小さな身体で背負い、顔色を伺う癖がついたり、異性への嫌悪感が生じてしまう事もあります。親が子供に依存する方法も実に様々です。親のどちらかが過干渉だった場合、子供を転ばせない為に、親が障害物を逐一取り除いていくので、人生に対して臆病になってしまう癖や、自分は親ほどの能力がないと思えてしまうかもしれません。親が何かしらの依存症(アルコール、ギャンブル、薬物、借金)だった場合、親自身が自己価値感のテーマがあるので子供もやがて自己価値感のテーマが浮上することもあります。幼少期過酷な状況だった場合は、安心安全がテーマになると思うのですね。幼少期過酷だった人の痛みは、深海の底のように暗く冷たいかもしれません。今日は、私も精一杯この記事で、お手伝いをしますから、一緒に過去に戻って、幼き身体で震えているその子を救助しにいきましょう。
私はよく鑑定の時に、小さい頃のストーリーを話してもうのですが、その方が話す”幼少期物語”の中には、必ず本人が今世で乗り越えるべきテーマ(課題)が添えられています。ただし、ここで知っておいて欲しいのは、自分のフィルターによってそれらのストーリー(テーマ)を語られているということです。兄弟は、環境が近しいですが、小さい頃のストーリーを語ってもらうと、両親が同じでも、両者の想いは同じではないように、自分が幼少期に見て感じた事というのは、自分の人生テーマとも結びついています。もしかしたらそのテーマによって深い傷を負ってしまった場合は、一生を作用するような無意識レベルでのトラウマ記憶となり、どんなに見ないようにして蓋をしていても、そのトラウマによって人生を振り回されるような感覚を受けるかもしれません。だからこそ、私たちは意識的に客観的に幼少期からの人生テーマ(課題)を捉えていく必要があります。もう2度と振り回されないように、もう2度と自分を明け渡さないように、もう2度と自分から離れないように。
どんな人にも幼少期において対処しきれなかった痛みの記憶というのはあると思うのです。痛みの記憶はトラウマとして脳、細胞、オーラフィールドに刻まされていきますが、自己対処しきれなかったからこそ、記憶を封印したり、身体と心を解離させたりしてしまうこともあると思うのですね。その痛みを誤魔化す為に(痛みから回避する為に)、様々な依存症的症状が現れていきます。依存症とは、痛みを和らげる行為であって、自分の痛みから回避する為の行動(例:買い物、ギャンブル、お酒、借金、過食、性、等)が自分の意思ではやめられない止められない状況のことを言います。依存症になると、やがては現実を破綻させていく可能性があります。自分では対処しきれない恐怖が押し寄せてきて、さらに何かに依存(回避、逃避)することで、現実問題が更に大きくなっていきます。そんな時、どう自分を抑えていいのかわからない、憑依されたかのように怒鳴り散らしてしまう、不安で不安で潰されそう、いよいよもう逃げられない、たまらなく怖い、自分と向き合うしかない、そんな感情を味わうかもしれません。その状況は完全に海で溺れている状況です。恐怖の海に溺れていると、更に、どうしようどうしようどうしよう!と解決策(回避、逃避する策)を探そうとしますが、藁にもすがる思いで試すものは、いっとき楽になれるような鎮痛剤にしかなりません。そしてその”どうしようどうしようどうしよう”という恐怖こそ、トラウマの本質です。大丈夫、過去に何があってもあなたは今までを生き抜きました。どんな恐怖が根底にあっても、その恐怖で死ぬことはありません。大丈夫。根底にある恐怖にもう溺れることがないように、客観的視点を持って、ぜひ以下のワークをやってみましょう。
最良の人生を生きる為に。人生テーマを客観的に見つめてみよう。
神聖なる空間を創り、紙とペンを用意して書き出してみよう。
神聖なる空間は、ご自身の意識で創ることができます。このワークはパニック中の時、感情が大荒れの時は、お勧めできません。比較的自分が落ち着いている時に、自分を見つめてみてくださいね。お好みで精油やフラワーエッセンス、セージを焚いたり、クリスタルを添えたりしても良いです。直感的にどうぞ。
心の中で以下の文を唱えてみましょう。”私は過去から自由になる為に、必要な気づきを得ます。今私が思い出したものは既に、手放す準備ができたものです。私はその気づきを信頼し、聖なる存在と調和し、必要なメッセージを受けとります。”
以下の7つ項目について書き出してみましょう。決まりはありませんので思いつくことを展開していってもいいし、箇条書きでも良いです。記憶の扉を開いて、ご自身に従ってください。
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- 0歳から3歳 (月 前期) 写真などから推測した自分はどんな雰囲気?そう思うのはなぜですか?
- 4歳から7歳 (月 後半) 当時の自分はどんな事を思っていましたか?どんな記憶を思い出しましたか?
- 8歳から11歳 (水星 前期) どんな自分でしたか?どんな記憶を今、思い出しますか?
- 12歳から15歳 (水星 後期) お友達といる時、自分はどんな自分でしたか?今思い出したお友達はいますか?
- 16歳から19歳 (金星 前期) どんな自分でしたか?どんな記憶を今、思い出しましたか?
- 20歳から25歳 (金星 後期) 恋愛の時、自分はどんな自分でしたか?今思い出した恋人はいますか?その時の学びとは??
- 書き出したことを全体的に見て、何かに気づくかもしれません。自分へのメッセージを受けとりましょう。
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記憶の扉を開く時、(今、思い出したこと)に、今必要なメッセージが添えられています。当時の自分を正確に思い出せなくても大丈夫です。今、自分がどう思うかが大切であって、正直にそれらのことを書きだすことで、救出、赦しが共なっています。
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参考 月期0から7歳 無意識・人格形成 水星期8から15歳 自分と他者を認識・コミュニケーション 金星期16〜25歳 感受性・喜び
本当の自分の姿は、自分が1番よくわかっています。自分自身を真の意味で客観的に自分のことを理解していくことが、本当の自分を生きる1番の近道となります。もしも許せない人、許せなかったことを思い出しても、それらはもう手放せる準備が整ったものです。でも誰かを許せない場合はここでは無理に許さなくてもいいです。自分の本当の気持ちに気づいてあげることが目的です。両親の宿題を子供であった私たちが背負う必要はありません。両親の思いも、両親のものであって両親の期待や思いに全て応えるのは不可能です。両親の不仲も子供の問題ではありません。
今思い出した、許せいない人が居たならば、その方は時を超えてメッセージをくれる人でもあるのです。そして、記憶の扉を開いて受けとったビジョン、閃きは、全て、今に必要なメッセージになっています。これらのワークで、受ったら真のメッセージは何だったかを、ご自身のハートに問いかけてみましょう。じっくりとそのメッセージをハートで味わってみましょう。そのメッセージを受け取り、聖なる存在と調和してみましょう。 - ここまでやってみてヘルプが必要だと感じた方へ。
私は自分自身の過去を許し、聖なる存在と調和し、永遠なる愛で満たされています。
そう唱えながら、自分の身体から5センチから7センチ離れたフィールドを手で(優しくゆっくり)撫でてみましょう。手がヒーリングが必要な場所を知っています。聖なる存在がフィールドに降りてくることをイメージしてみましょう。更に、ハートリンクのアンドロメダボックスから、許しのヒーリングエッセンスをお受け取りください。
- その方にとって必要なエネルギーが流れるように、ご自身の幼少期のトラウマを癒すヒーリングプログラムを設定しました。この言葉を唱えてみてください。静寂の中から30秒ほどエネルギーが流れてくるのを感じてみてください。そしてそのエネルギーにご自身の過去をただただ委ねてみましょう。”アンドロメダボックス F113・オープン・全てを委ねます。受け取ります”
- ※このヒーリングプログラムはご自身のものであり、誰かをコントロールするためには全く作用しません。
※アンドロメダボックス113は時がきたら閉じます。解放期間は様子を見て決めます※
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