トラウマを癒す

自己信頼・内なるナビゲーション。(幼少期の禁止令を解き放とう!)

自分の意志を尊重できれば、他者の意志も尊重できる

自分の中に愛があります。その愛と繋がることが出来たら、分離感が癒されて、様々な感情的問題が解決していきます。
自分との繋がりを保つ為に、大切な事があります。自分に対して正直な気持ちを持つ事。自分の状態を客観的に受け止めていく事。
自分との約束を守り、自分を大切にする事。

ありのままの自分に許可を出せるようになったならば、他者に対する仮面(鎧)を脱ぎ去っていくことが出来ます。
もう自分には嘘がつけないのですから、他者に迎合することもできなくなり、自分の意見、意思を明確に持つようになります。
自分の意見を尊重できるようになると、他者の意見も尊重できるので、相手をコントロールする(相手にコントロールされる)ゲームから
降りることができるようになります。

支配、搾取、利用などの共依存ゲームを感じたら、さっ!と相手(他者)と自分の距離を適度に保てるようになります。
人間関係で1番大切なことは、この距離感です。
自分が自分と繋がることが出来ていないと、他者との距離も掴めなくなってしまいます。
距離感が掴めないと、人間関係でのトラブルを幾度となく繰り返していきます。

距離感が掴めないのは、他者の中に愛を求めてしまうから

過去のトラウマ体験や、精神的な痛み、肉体的な苦しみを感じたことがある場合、
自分の中に愛があるという事が信じられず・・また自分の中の愛を発掘する事ができないので・・
自分が自分の愛と繋がることが出来ずに、他者の中に愛を探してしまいます。
自分を愛してくれる人を探すことに没頭をします。

自分を自分で愛で満たせない人が、親のような愛やを他者に求めていきます。
短くも長い儚くも憂いに満ちた人生の中で、そのような事は、誰しも通る道ですね、特に若いうちは。
どの人も愛を学んでいるのですから、この記事は、その体験を非難するものではありません。

その体験から自分は何を学べたか、深く自分に問いかけて、根本を見直して、
より良い人生をスタートしましょう!と、私は提案をします。

他者の中に愛を探す行為とは、正解を(答えを)外に求める行為とも等しいです。

自分より凄いと思える誰かを、
自分より愛情深いと思う誰かを、
自分より秀でている誰かを探し求めたり、
グルのよな教師を自分より高い位置に置き、
自分を導いてもらおうとしたり。。。

自分に自信がない人ほど、他者からの正解が欲しいので、権威のある誰かを求めていきます。
ここで分かることは、自分と他者の関係性が対等ではないことです。

自分が下、相手が上だと思う他者を崇めるというスタイルは地球の古いシステムの一つです。
私も、正解を外に求めていた経験があるからこそわかるのですが、
自己成長の道での気づきは、やはり自分のナビゲーションが1番正確だということです。

正解を外に求めようとすると、いつの間にか、自分との繋がりが希薄になっていくようです。

どの人も魂の宿題があるからこそ、この世に生まれています。
自分も他者も、道の途中です。目標地点も、到達の時間も各々のスケジュールがあります。

魂の縁(ソウルメイト)と出会う事で、自分の魂の宿題を終わらせたり、解決の為のヒントをもらえたりします。
互いに自立し、良き関係であれば、相互に響きあい作用します。
そしてお互いが成長をしていきます。

それでも、私たちは、一人一人自分だけの道があり、自分の道を自分の足で進んでいくしかありません。
もしも、他者のストーリーに夢中になっているとしたら、自分のストーリー(宿題)から目を背けている可能性が大きいですね。

事故、事件、病気、ショック、トラブル・・そういった痛みは対処しきれない記憶として、体内に蓄積されていきます。
やがて、精神的にも肉体的にも悲鳴をあげ自分の人生をどうにかしなくては!と思う時がやってきます。
もう自分の人生からは逃げられない。どうしたらいいのだろう・・
そんな時、チェックして欲しいのが幼少期のパターン(禁止令)です。

幼少期のパターンが現在を自分を縛り付けているとしたら

誰しも赤ちゃんだった自分を経過して今があります。肉体すらも上手に動かせない状態で、この世に産まれきた私達は、他者を真似たり、他者に保護され、他者に養育されることで、成長していきました。私たちの1番最初のモデルは、(親、家族)です。

成長する段階で、他者を見る事で、自分を知ることが出来ました。他者の顔色を見たり、他者を優先することで、自分を守ってきたのかもしれません。
幼少期の環境は様々ですが、どんな状況であっても、大人になった私たちは、
無意識レベルで影響を受けている親から意識の中で卒業しなくてはなりません。

究極的には、最初から最後まで(誕生から臨終まで)主演は自分だけであって、その台本も自分で書いています。
その事に気がつけた人は、人生の台本を書き換える事を挑戦していきます。

”最高の自分で最良の人生を生きる” 
囚われから自由になるイメージワークを行ってみましょう。

このイメージワークをすることで、内なるナビゲーターと繋がることが出来ます。
内なるナビゲーターこそが、私たちが探し求めていた愛の源泉です。
この源泉と繋がる効用は、自己信頼が高まりオリジナルの人生を歩む決意ができる事です。

内側のナビゲーションを立ち上げることができれば、あとは自分が体験したい事、
自分が学びたい事を、自分がチャレンジしたい事を、セットアップするのみです。
このナビゲーションを立ち上げる、というところまで、今日は行っていきたいと思います。

子供の頃に学んだ教訓を手放そう。

子供のころに学んだメッセージを、昇華させ、これからどんな人生を歩みたいのかを、自分に問いかけてみましょう。
より自由を意識的に選択をします。あなたの選択にはパワーが宿ります。

親の何気ない一言や、兄弟の言葉、家族間における暗黙の了解という小さな井戸の中で、蛙の家族は、大海があることをまだ知らず、
空を仰ぎ見て、井戸の中で響く家族の言葉、態度、考え方を無意識レベルで吸収しています。

例えば、テレビを視聴していた時に、何気ない一言を幼少期の自分が呟いた時、親がその言葉を拾い上げ、
なんて生意気な子!!と(そんな風に親に卑下されたら)→傷ついて、もう私は何も言わないと、決意したくもなりますよね。
◉もう大丈夫、意見を持ちましょう。自分の思いを話して大丈夫。

・感情をもつな、泣くな、うるさい
(親に厳しく禁止さらたら)→感情を外には出しません、傷つきたくないって思うこともあり得ます。
◉感情は教えてくれます。自分の喜びの在りかを。そして喜びを味わうために生きています。
大丈夫、自分の感情を認めてあげましょう。感情も思考もあなたの味方となります。


・言われたことだけをやれ
(親が常に高圧的に命令していたら)→意志を持つことは許されない中諦めの境地で、自主性を持つことへの恐れが根ずくかもしれません。
◉命令を出す人と、安全な距離を取ってください。あなたの命(時間)はあなたのためのものです。

・親の言う通りにしていれば大丈夫、親の言う通りにしなさい(親に過干渉されていたら)→自分は無力だが、親が(もしくは他者が)なんとかしくれると依存する。
◉親の意見より自分の意見を尊重しましょう。自分を信じてください。自分がどう思うかを大切にしてください。

・努力なんて無駄
(親が絶望メッセージを発していたら)→高い望みを持ってはいけない、努力をして得る結果すらも自分に相応しくないと感じるかもしれません
◉本当に望む人生を歩んで良いのです!

・人を信頼するな
(親が人間不信を発していたら)→信頼したら自分がバカをみる、裏切られる、傷つかないように、人を疑う癖がつくかもしれません
◉信頼に値する人は必ずいます。自分の中の愛と繋がっていれば、上辺だけの言葉には騙されません。大丈夫。

・力がある方が上だ
(親に支配、暴力されていたら)→解離させ、自分が悪いと無意識レベルで責めたり、溜まっていく憎しみで自分の命に絶望を感じるかもしれません。
◉虐待をするような親を許さなくても良いです。その親から本当の意味で自由になるために、自分を解放しましょう。私も、手伝います!!

家族間で無意識レベルのアスペクトを私たちは受信していました。
親のネガティブで破壊的で、強迫的な思考は、即座に家族間に伝達されていきます。
もちろん、その中にもポジティブなメッセージを私たちは受け取っています。
兄弟は同じ空間にいても、受け取り方は様々なように、”自分がどう感じていたか”が大切です。
親がこんな親だった!という事実よりも、自分はこう感じていた、という気持ちにフォーカスをしましょう。
親にフォーカスする必要はありません。ここだけ注意してくださいね。
子育て中の方は、自分自身も親となって、子供たちにどんなメッセージを家族間に伝えているかも、
頭の横に置いて、同時に、ワークをしていきましょう。

⭐︎子供の頃に受けとった教訓は何ですか?
そのために、何を自分に禁止していますか?その禁止令を解くために、自分自身に対して思いつくだけ解放メッセージを書き出してみましょう。

乳児期、幼児期の私たちが、自分を守るために、自分が傷つかないように、学んだ術を責めることなど誰もできません。
それで良かったのです。サバイバルな人生だった人は、よくぞここまで生き抜いてくれました。
これからが本当のあなたの人生です。しっかり手綱を持って、自分自身の愛から離れないようにしましょう。

自らの意思で、統合・完了させる。

何十年間も、あなたを縛り付けていた禁止令を今日解いていきましょう。
実はその禁止令は、自分を守るために自分が自分に課したものです。
だから、自分で解き放つことができるのです。深く呼吸をしていきましょう。
ここは安全な場所です。あなたはこの安全な場所で、今まさに、過去の自分を迎えにいき、救い出すことが出来ます。
やっと戦が終わったと、心からの安堵を身体の奥底から感じてもよいのです。
呼吸をして、自分の身体に、もう大丈夫だよ、と伝えてあげてください。
愛あるあなた自身の指令は、即座に細胞レベルで伝達されていきます。
今日やっと内側での戦いを終えることが出来ます。自分の中でだけで完了をさせましょう。

さぁ、一つずつ鎧を脱いでいくイメージを持ちましょう。
これまでに身に着けてきた鎧、仮面、全てを捨て去って、今この瞬間、自分と深く繋がっていきましょう。
あなたはどんな鎧を着ていていたのでしょう?目を閉じて10秒ほど、イメージしてみましょう。
戦国時代のような鎧兜でしょうか・・それとも中世ヨーロッパの騎士のような銀色の甲冑でしょうか・・
それとも幼少期の洋服でしょうか。思い出すイメージ全てを受け入れてください。
ここは安全な空間ですから、大丈夫。誰にも邪魔されません。
脳裏に浮かぶその瞬間のイメージを、否定せず、全てあなたの味方です。
なんとなくこんな感じというニュアンスを拾い上げましょう。
その鎧も、そのイメージも、すべて今から、脱ぎ去るものなのですから・・どんなものを思い出しても大丈夫。
思い出したくないことは、ここで思い出さなくても大丈夫。

イメージのなかで、自分を縛り付けているものを、捨て去りましょう。
鎧も、簡単に、脱ぎ去ることができます。
イメージの中で、脱ぎ去るたびに、自分の心が解放されていきます。
心が軽くなっていきます。イメージのなかで、どんな気持ちになるかを、味わってみましょう。
解放のイメージを拡げていきましょう。鎧と共に悲しい記憶もすべて、浄化されていきます。
今この瞬間思い出したことは、全て、光の泡の中に消えていくかのように・・
息を吐いて・・・吸って・・・・・・・・・吐いて・・・・・・・・・吸って・・・・・・・・・・・
更にもっと吐いて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
軽く息を吸って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
深い安堵の気持ちが体の中に巡ってくることを自分自身に許してあげましょう。
そして、自分自身と対話をしていきましょう。
今まで禁止していたことを、解放し、もう自由になって良いよと内側に話しかけます。
この瞬間、安全に安心のエネルギーと繋がっていいのです。自分に許可してあげましょう。吐いて・・・・・・吸って・・・・・・・

安心と繋がると、心の声が聞こえてきます。自分の心の奥底の小さな声に注目をしてください。
注意深くフォーカスをし、その心の声を救いあげましょう。より深くその声と繋がってください。
深く深く繋がってください。その声は、この瞬間をずっとずっとずっとずーーーーっと待っていたのです。
自分の内なる声・・その声と繋がることができたならば、もう怖いものなどありません。
だって、自分の愛と繋がることができたのですから。
その声の主こそが、愛の源泉です。あなたは愛です。愛と共にいてください。心地よさがそのサインです。

過去にどんなことがあったとしても、自分を許してあげてください。
誰かを許そうとしなくても良いです。
自分を解放し、自分の過去を許してあげましょう。
自分を許せる人が、一番強いのです。だから、あなたはもう、怖いものなどないのです。
もう2度と、自分を明け渡す必要もありません。
内なる声こそが、あなたを導いてくれます。あなたは、愛です。あなたは、愛です。
神聖なる愛の輝きを放つ地球の天使です。神性なる命そのものです。
その声に耳を傾けてください。その声に同調してください。
あなたは愛です。あなたは愛されています。あなたの愛と共にいてください。

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