トラウマを癒す

心と身体を切り離すことはできない

どの人も、赤ちゃんだった自分、幼児だった自分を経験しています。無意識レベルで、面倒を見てくれる家族の感情や機嫌を吸収し、部屋の雰囲気を感じ取り、周りを見たり、周りの人の会話を聞き、自分という存在を一時的に学び、知覚したように感じ、一時的に自分を守る術を身につけていきます。赤ちゃんは、自分の手を発見し、手をじーっと見たり、口の中に手を入れて、その感触を味わったりしています。そのうちやがて、ぶぶぶぶと音を出すことを学び、足をバタバタさせて、肉体を学んでいきます。

成長の過程で、良い子であったパターンも、優等生であったパターンも、犠牲者のパターンも、ピエロのパターンも、全て、その時の自分を守るその時の最善の術だったのです。一時的、と書いたのは、いつかそのパターンも卒業する時が来る日がやってくるからです。今まで家族間で吸収したことも一旦手放し、”自分の本音”と繋がる作業が人生では必ず必要になってくるでしょう。

私のネイタルのキロン、火星コンタクトにより”トラウマアクセス”がセッションや講座で続いているのですが、私は、目の前の方がトラウマにアクセスしている時、エンパスアンテナにより、同調をして、息苦しく感じるのですね。重くて、苦しい。足元がざわざわする。呼吸が辛い。でも、これは私のものではない。あ、そこにトラウマの場所がある、とすぐに気がつきます。

そして、モーゼの海わりのように、誘導していきます。目の前の方の痛みが、ご自身でご自身を解放することができた時、ご自身で過去の状況から救出できた時、(ご自身でがポイント)心からホッとして、私も、目の前の方も、呼吸がすーーーーーーーーーーっと楽になる。。身体がその反応を教えてくれます。

トラウマや過去の痛みというのは、その痛みが深いものこそ、抑圧され、封印され、切り離され、石膏で塗り固められています。傷ついていないし、自分は平気だし、もう頭では理解しているし、なんとも思っていないし。という記憶にこそ、実は、自分の大切な大切な一部が葬られているのです。もし自分は全然傷ついていないし、平気ですと思おうとしても、

✔️呼吸が苦しく感じたり
✔️胸がざわざわしたり
✔️身体に痛みを感じたり
✔️嫌な気持ちになったり
✔️身体が重く感じたり・・
そんな反応がある時は、自分を救出するタイミングです。

ご自身が内側を見る覚悟さえ決まれば、楽に、簡単に、一瞬で、救出することは可能なのです。

救出用のボートには、今現在の自分だけしか乗れません。その救出ボートに乗れるのも過去の自分だけ。一人用のボートなので、残念ながら、他の人をのせることはできないのです。トラウマや痛みにアクセスをしている時、必ず、身体が反応してくれています。私たちは、心と身体を切り離すことなど絶対にできないのです。身体が必ず教えてくれます。

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